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日文阅读材料:流行を創る人―小室哲哉

2018-02-17 15:47:00来源:网络

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  97 年の小室哲哉は作曲家としてシングルを1160万枚以上売り、2位の伊秩弘将(SPEEDをプロデュース)の約400万枚を大きく引き離し94年以来四年連続で作詞、作曲部門で第1位となった(オリコン調べ)。96年の納税額も、芸能人ではなく全体で第4位(推定収入約20億円)という凄まじさである。

  小室哲哉は1958年11月27日、東京生まれ。3才からバイオリンを始め、クラシックの英才教育を受け、17才からプロミュージシャンとして活動。上田正樹、バウワウ、大江千里など、様々なアーティストのレコーディングやライヴに参加。1984年、TM&NETWORKというグループを率いて、現在はglobeのメンバーとしてのほか、プロデューサーとして等ワールドワイドに活動中

  「世間に流れるヒット曲の聴き方を変えさせた」とも言える、音楽プロデューサーとしての小室哲哉の存在。とある聴き慣れない曲が流れてきた時、「誰が唄ってるの?」というのをまず気にする。そして、次には「誰が創ったの?」と、作詞や作曲、編曲(アレンジ)まで気にさせるようになっている今日このごろ。こういう聴き方も一種の「流行」になるとすれば、その流れを作ったハシリは小室哲哉でしょう。

  これまでの小室哲哉の音楽活動の中で「プロデュース」という言葉が最初に有名になったのは、trf(現TRF)の「EZ& DO&DANCE」の時だった。当時は「誰が創ってるの?」ということまでは一般の人は気にしていなかったため、あまり話題にならなかったんだと思う。もちろん、他にも色んな音楽家さんたちもプロデュース活動をしていました。

  じゃ、何故突然「プロデューサー」という言葉が知れ渡り、小室哲哉がここまで大きくなっちゃったのかというと、あくまでも「売れること」に重点を置き「これから流行りそうなもの」をどんどん取り入れた“創作”が要因ではないか。それから、小室哲哉が「売れる」ために気にしていたことは、「カラオケでも唄いやすい」ということ。カラオケに行った時に、みんなが覚えて一緒に唄えるようなものを目指したのです。

  小室哲哉がレコードデビューしたのは、1984年4月。「TM& NETWORK」という3人組みで、メンバーは小室哲哉(Keyboard)のほかに、宇都宮隆 (Vocal)と木根尚人(Guitar&Keyboard)、シングル「金曜日のライオン」、アルバム「Rainbow& Rainbow」を発表。当時は「バンドなのにドラムがいないの?」という不思議な印象だったそうです。この「ドラムがいないバンド」というのも、最近ではあまり驚かれないことになっているけど、そのハシリともいえるかも知れない。

  その後、小室哲哉はTM& Networkの活動を進めながらも、他のアーティストへの楽曲提供を行っていくようにもなりました。安室奈美恵、globe、華原朋美といった人気アーティストを擁し、そのプロデュース作品のレコード、CDは、日本国内ですでに計一億枚以上が売れたという業界の寵児(ちょうじ)的存在。

  今までに色んな企画を成功させたり、失敗させたりしてきた小室哲哉だけど、ここ数年ではレコード大賞の常連さんとなり、98年にはついに自身の属するグループ(globe)で大賞を受賞するにいたりました。シンセを使った楽曲を、ここまで一般的にさせ、現在売り出し中の若手ミュージシャンの手本とまでなってしまった小室哲哉の音楽は、例え「非難」は受けても「否定」はできないはずです!だって現実にこれだけ評価されているのだものである。



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